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『風ふき鳥』
ふりがな文庫
『
風ふき鳥
(
かぜふきどり
)
』
風ふき鳥 飛んでどこへゆく 海は暴れているぞ。 なんで鳴く かあかあ 山も暴れているぞ。 あんなに高く あんなに低く 後になり、先になり。 みんなから、きらわれて 鳴き鳴き 飛んでゆく。 黒い衣を着かえて こい。 金の帯をしめて こい。 今 …
著者
小川未明
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「おとぎの世界」文光堂、1919(大正8)年11月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
衣
(
べべ
)
暴
(
あ
)
先
(
さき
)
鳥
(
どり
)
金
(
きん
)
着
(
き
)
王
(
おう
)
黒
(
くろ
)
鳴
(
な
)
高
(
たか
)
飛
(
と
)
風
(
かぜ
)
世
(
よ
)
海
(
うみ
)
後
(
あと
)
帯
(
おび
)
山
(
やま
)
低
(
ひく
)
今度
(
こんど
)