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『美音会』
ふりがな文庫
『
美音会
(
びおんかい
)
』
十一月二十七日夜六時頃、先輩の生駒君と一緒に有楽座の美音会へ行ってみる。招待席は二階正面のやや左に寄った所を三側ばかり取ってあるが、未だ誰も見えていない。しかし、他の席は殆ど満員という有様で、廊下には煙草を口に銜えた人が多勢行ったり来たり、 …
著者
佐藤垢石
ジャンル
芸術・美術 > 音楽 > 邦楽
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約10分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
冠
(
の
)
頚
(
くび
)
伊達
(
だて
)
頗
(
すこぶ
)
銜
(
くわ
)
銀杏
(
いちょう
)
退
(
の
)
跋
(
ばつ
)
蝋盤
(
ろうばん
)
繻子
(
しゅす
)
白粉
(
おしろい
)
歌沢
(
うたざわ
)
欠伸
(
あくび
)
杵屋
(
きねや
)
暫
(
しばら
)
旨
(
うま
)
摺
(
す
)
惹
(
ひ
)
急霰
(
きゅうさん
)
執
(
と
)