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『市郎の店』
ふりがな文庫
『
市郎の店
(
いちろうのみせ
)
』
ある港町の、港と停車場との間の、にぎやかな街路に、市郎の店はありました。店といっても街路の上の屋台の夜店で、その夜店のほんのかたはしなのです。 そのへんは、船や汽車の旅人がたくさんゆききするところで、また、町の人がたくさんであるくところです …
著者
豊島与志雄
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「國民六年生」1942(昭和17)年1月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約14分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
柔
(
やわらか
)
布
(
きれ
)
頬
(
ほお
)
刷毛
(
はけ
)
遂
(
つい
)
貝殻
(
かいがら
)
羅紗
(
らしゃ
)
磨
(
みが
)
眺
(
なが
)
玩具
(
おもちゃ
)
片附
(
かたづ
)
燈火
(
ともしび
)
木彫
(
きぼり
)
暫
(
しばら
)
智恵
(
ちえ
)
据
(
す
)
拭
(
ふ
)
市郎
(
いちろう
)
尖
(
とが
)
咳
(
せき
)