トップ
>
『祇園の枝垂桜』
ふりがな文庫
『
祇園の枝垂桜
(
ぎおんのしだれざくら
)
』
私は樹木が好きであるから旅に出たときはその土地土地の名木は見落さないようにしている。日本ではもとより、西洋にいた頃もそうであった。しかしいまだかつて京都祇園の名桜「枝垂桜」にも増して美しいものを見た覚えはない。数年来は春になれば必ず見ている …
著者
九鬼周造
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約6分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
抱
(
かか
)
由
(
よ
)
面
(
つら
)
霞
(
かす
)
呟
(
つぶや
)
妖艶
(
ようえん
)
共
(
とも
)
接木
(
つぎき
)
桃割
(
ももわれ
)
渾身
(
こんしん
)
丸髷
(
まるまげ
)
祇園
(
ぎおん
)
紺碧
(
こんぺき
)
纏
(
まと
)
耽
(
ふけ
)
草履
(
ぞうり
)
蒼
(
あお
)
足袋
(
たび
)
佇
(
たたず
)
乙
(
おつ
)