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『鵞湖仙人』
ふりがな文庫
『
鵞湖仙人
(
がこせんにん
)
』
時は春、梅の盛り、所は信州諏訪湖畔。 そこに一軒の掛茶屋があった。 ヌッと這入って来た武士がある。野袴に深編笠、金銀こしらえの立派な大小、グイと鉄扇を握っている、足の配り、体のこなし、将しく武道では入神者。 「よい天気だな、茶を所望する」 …
著者
国枝史郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「ポケット」1926(大正15)年3月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約22分(500文字/分)
朗読目安時間
約36分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
境
(
いき
)
乾
(
いぬい
)
戦
(
そよ
)
巻
(
まき
)
武士
(
さむらい
)
陽炎
(
かげろう
)
重天
(
ちょうてん
)
軍船
(
いくさぶね
)
葛洪
(
かっこう
)
艮
(
うしとら
)
船首
(
へさき
)
縷々
(
るる
)
第
(
だい
)
竭
(
つく
)
礎
(
いしずえ
)
浄
(
きよ
)
洵
(
まこと
)
松火
(
たいまつ
)
戦楼
(
やぐら
)
巽
(
たつみ
)
尠
(
すくな
)
坤兌
(
こんだ
)
坤
(
ひつじさる
)
嘶馬
(
せきば
)
厩
(
うまや
)
俄
(
にわか
)