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『三月三十日』
ふりがな文庫
『
三月三十日
(
さんがつさんじゅうにち
)
』
満洲のみなさま。 私の名前は、きっとご存じ無い事と思います。私は、日本の、東京市外に住んでいるあまり有名でない貧乏な作家であります。東京は、この二、三日ひどい風で、武蔵野のまん中にある私の家には、砂ほこりが、容赦無く舞い込み、私は家の中に在 …
著者
太宰治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
下
(
さが
)
兆
(
しるし
)
鳳凰
(
ほうおう
)
驥足
(
きそく
)
頸
(
くび
)
頗
(
すこぶ
)
錦絵
(
にしきえ
)
酌
(
く
)
角
(
かく
)
蕾
(
つぼみ
)
荷風
(
かふう
)
舞
(
ま
)
綺麗
(
きれい
)
然
(
しか
)
折角
(
せっかく
)
御触
(
おふれ
)
彼
(
か
)
就
(
つ
)
容赦
(
ようしゃ
)
唐土
(
もろこし
)
兎
(
と
)