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『秋と漫歩』
ふりがな文庫
『
秋と漫歩
(
あきとまんぽ
)
』
四季を通じて、私は秋という季節が一番好きである。もっともこれは、たいていの人に共通の好みであろう。元来日本という国は、気候的にあまり住みよい国ではない。夏は湿気が多く、蒸暑いことで世界無比といわれているし、春は空が低く憂鬱であり、冬は紙の家 …
著者
萩原朔太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
戸越
(
とごし
)
聴
(
きこ
)
田舎
(
いなか
)
麻布
(
あざぶ
)
颯爽
(
さっそう
)
風情
(
ふぜい
)
雑沓
(
ざっとう
)
釣魚
(
つり
)
賑
(
にぎ
)
蒐集
(
しゅうしゅう
)
耽
(
ふけ
)
瞑想
(
めいそう
)
乞食
(
こじき
)
甚
(
はなは
)
為
(
な
)
殆
(
ほとん
)
本所
(
ほんじょ
)
小山
(
こやま
)
嫌
(
きら
)
厭
(
いや
)
何処
(
どこ
)