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『種梨』
ふりがな文庫
『
種梨
(
しゅり
)
』
村に一人の男があって梨を市に売りに往ったが、すこぶる甘いうえに芳もいいので貴い値で売れた。破れた頭巾をかむり、破れた綿入をきた一人の道士が有って、その梨を積んでいる車の前へ来て、 「一つおくれ」 と言った。村の男は、 「だめだよ」 と言って …
著者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
ジャンル
文学 > 中国文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
芳
(
におい
)
把
(
にぎ
)
灌
(
か
)
貴
(
たか
)
己
(
おのれ
)
啗
(
く
)
市
(
まち
)
有
(
あ
)
肆
(
みせ
)
鋤
(
すき
)
亡
(
な
)
蒔
(
ま
)
肯
(
き
)
牆
(
かき
)
核
(
たね
)
断
(
き
)
摘
(
つま
)
側
(
そば
)
佳
(
よ
)