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『わが半生を語る』
ふりがな文庫
『
わが半生を語る
(
わがはんせいをかたる
)
』
私は田舎のいわゆる金持ちと云われる家に生れました。たくさんの兄や姉がありまして、その末ッ子として、まず何不自由なく育ちました。その為に世間知らずの非常なはにかみやになって終いました。この私のはにかみが何か他人からみると自分がそれを誇っている …
著者
太宰治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
初出
「小説新潮 第一巻第三号」1947(昭和22)年11月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約13分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
零
(
ゼロ
)
汝等
(
なんじら
)
鱒二
(
ますじ
)
迄
(
まで
)
質
(
たち
)
護
(
まも
)
虐
(
しいた
)
荒
(
すさ
)
破綻
(
はたん
)
眩暈
(
めまい
)
然
(
しか
)
他人
(
ひと
)
殆
(
ほとん
)
方
(
かた
)
斯々
(
かくかく
)
所謂
(
いわゆる
)
或
(
ある
)
媒酌
(
ばいしゃく
)
口説
(
くど
)
口惜
(
くや
)
却
(
かえ
)