“薇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぜんまい50.0%
わらび30.0%
20.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
... 山にぜんまいが出る時分には人のおなかへ虫がきますし」と言うをさえぎる妻君「オヤ薇と虫と何か関係がありますか」お登和嬢「ハイ薇は駆虫くちゅうの功があります。 ...
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
檜の苗がわらびぜんまいの繁った中に無造作に植えてある。橋の上から水上の方を覗いて見たが、狭い谷は左から出た山の裾に大きく遮ぎられて奥は目に入らない。
黒部川奥の山旅 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
辰男の明け方の夢には、わらびえる學校裏の山が現れて、其處には可愛らしい山家乙女やまがをとめが眞白な手を露出むきだして草を刈りなどしてゐた。
入江のほとり (旧字旧仮名) / 正宗白鳥(著)
白樺の性根の失せてもろい枝や、柔嫩じゅうなんな手で人のすねを撫でる、湿ったわらびや、苔や、古い落葉の泉なす液汁や、ジメジメする草花の絨氈じゅうたんやそんなものが、むちゃくちゃに掻き廻されて、緑の香が強い
梓川の上流 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
しかるに伯夷はくい叔齊しゆくせいこれぢ、しう(三四)ぞくくらはず、首陽山しゆやうざんかくれ、つてこれくらふ。ゑてまさせんとするにおよんでうたつくる。いは
首陽山にを採るは伯夷はくい叔斉しゅくせいが生活を保たんがためなり。箪食飄飲たんしひょういん顔回がんかいが生活を保たんがためなり。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)