“伯夷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はくい91.7%
ハクイ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
してみると屈原よりも、漁父の方に達見がある。またかの伯夷はくい叔斉しゅくせいは、天下が周の世となるや、首陽山に隠れ、わらびを採って食った。
教育の目的 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
伯夷はくい叔齊しゆくせいけんなりといへども、(七三)夫子ふうし益〻ますますあらはれ、顏淵がんえん篤學とくがくなりといへども、(七四)驥尾きびしておこなひ益〻ますますあらはる。
孟軻マウカ氏曰く、伯夷ハクイの風を聞く者は、頑夫もれんに、懦夫だふも志をたつる有り、又曰く柳下恵リウカケイの風を聞く者は、鄙夫ひふも寛に、薄夫もあつしと、吾人は其生涯の行為、磊々落々らい/\らく/\、天の如く、神の如く