“高根薔薇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たかねばら83.3%
アルペン・ローズ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此処は白馬浅葱、白馬扇しろうまおうぎ白山小桜はくさんこざくら信濃金梅しなのきんばい高根薔薇たかねばら黄花石楠きばなしゃくなげ、黒百合、色丹草しこたんそうなど、素人目にも美しい花がそれこそけんを競い麗を闘わし、立派なお花畑である。
白馬岳 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
千八百米附近から伊吹麝香草いぶきじゃこうそう深山茴香みやまういきょう大葉黄菫おおばきすみれ高根薔薇たかねばら、姫石楠、四葉塩竈よつばしおがま、高根撫子、深山沙参みやましゃじん、白根人参、真柏などがつぎつぎと目に入る、立派なお花畑である。
利根川水源地の山々 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
ヒューとうなって、耳朶をかすめて行くのだ、無論荒ッぽい風に伴って来るのである、私はその風を避けて面を伏せようとして、岩のけ目に、高根薔薇アルペン・ローズが、紅をして咲いているのを発見した
白峰山脈縦断記 (新字新仮名) / 小島烏水(著)