おおかみと人おおかみとひと
未開な小さな村がありました。町へいくには、山のすそ野を通らなければなりませんでした。その間はかなり遠く三里もありまして、その間には、一軒の人家すらなかったのであります。 春から夏にかけては、まことに景色がようございましたけれども、秋の末から …
作品に特徴的な語句
とう ぱつ うし ぐる 村里むさざと つら うえ あま がみ こお こく けん がい 心持こころも いそ なさ なか 今日きょう 他人たにん 灯火あかり はい 猟人かりゅうど くわ あたま 去年きょねん あいだ あゆ かさ ごえ 夕飯ゆうはん そと のぞ いえ へん たい けん 小舎ごや かれ かた にち のち ほう はな ごと おぼ ひと 猛獣もうじゅう 理由わけ おとこ まち 畜生ちくしょう うち まと ねむ 知恵ちえ くだ やぶ いの かみ わたし あき 秋高あきたか そら わら こた 約束やくそく あか 与助よすけ かんが もの ぜん 長年ながねん はな