『人外魔境（じんがいまきょう）：08 遊魂境（08 セル・ミク・シュア）』

いよいよ本篇から、魔境記も大ものばかりになってくる。まず、その手初めが“Ser-mik-suah”グリーンランド中部高原の北緯七十五度あたり、氷河と峻険と猛風雪と酷寒、広茫数百の氷河を擁する未踏地中のそのまた奥。そこに、字義どおりの冥路の国 …

著者	小栗虫太郎
ジャンル	文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出	「新青年」1940（昭和15）年6月号
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約42分（500文字/分）
朗読目安時間	約1時間9分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

恐怖（ザ・テラー） 一（ワン） 発見（ディスカヴァリー） 瞬（しばたた） 住所（ヒシラ） 喧（けたた） 埠頭（パイアー） 東（イースト） 帆船（パーク） 焦（いら） 邪（やま） 檻（カラル） 死（ち） 海象（ウォーラス） 露（む） 了（おお） 慄（ぞ） 牝鶏（ニッキィ） 蜂窩（アパート） 屹（き） 海鴎（シーガル） 無疵（ラッキー） 絡（まつ） 虐（いじ） 譚（たん） 除（と） 馬来（マライ） 伊太（イタ） 噺（ばなし） 峡湾（フィヨルド） 帆桁（ヤード） 幻景（イマージュ） 懐（なつ） 揶揄（からか） 敢（あ） 敵（かな） 楡（エルム） 殺（や） 浸染（しみ） 猶太（ジュウ） 莞爾（かんじ） 鏘々（そうそう） 顔役（ボス） 一仍（いちぶ） 一切（いっさい） 丸髷（まるまげ） 事（こと） 云々（うんぬん） 交際（つきあ） 仄（ほの） 仰言（おっしゃ） 使嗾（しそう） 倅（せがれ） 偶（たま） 先刻（さっき） 先占（せんせん） 内部（なか） 冥路（よみじ） 剃刀（かみそり） 前檣（ぜんしょう） 効目（ききめ） 匿名（とくめい） 千仭（せんじん） 叩き（ノック） 可怪（おか） 台辞（せりふ） 同腹（ぐる） 呆気（あっけ） 呑（の） 呼吸（いき） 咆（ほ） 咽喉（のど） 唖然（あぜん） 唯事（ただごと） 唯者（ただもの） 喋（しゃべ） 嗄（か） 嗟嘆（さたん） 噛（か） 囲繞（いにょう） 固唾（かたず） 坩堝（るつぼ） 売物（うりもの） 天幕（テント） 実業（ビジネス） 寝嚢（スリーピング・バッグ） 山巓（さんてん） 屹然（きつぜん） 峻嶮（しゅんけん） 広茫（こうぼう） 強請（ゆすり） 強面（こわもて） 彷徨（さまよ） 恰好（かっこう） 悄然（しょうぜん） 惹（ひ） 憑（つ） 懐（ふところ） 成就（じょうじゅ） 戯（たわむ）

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