“成就”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じょうじゅ82.5%
じやうじゆ14.0%
しあげ1.8%
じようじゆ0.9%
とげ0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
砕いて言えば、願う事の成就じょうじゅするかたちである。商売をすれば当たるし、尋ね物は出るし、待ち人は来るし、縁談はまとまるという。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
以て此證據の品にもとづき事成就じやうじゆ致すやう深慮しんりよの程こそ願はしとのべければ伊賀亮は欣然きんぜんと打笑ひ左こそ有べし事を分てたのむとあれば義を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
それに間に合ふやう是非とも取り急いで茶室成就しあげよ待合の庇廂ひさし繕へよ、夜半のむら時雨も一服やりながらで無うては面白く窓撲つ音を聞き難しとの贅沢いふて
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
エンヤ/\の懸聲かけごゑともに、つかたふ建立けんりつ成就じようじゆした。
もみはある程度まで成長して、それで成長を止めました、その枯死かれることはアルプス産の小樅こもみ併植へいしょくをもってふせぎ得ましたけれども、その永久の成長はこれによって成就とげられませんでした。