“山巓”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さんてん95.2%
いただき2.4%
サンテン2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雪を被つた山巓さんてんも無論いゝ。がこの峠から見る富士は寧ろ山の麓、即ち富士の裾野全帶を下に置いての山の美しさであると思つた。
朝の光を帯びた、淡い煙のような雲も山巓いただきのところに浮んでいた。都会から疲れて来た高瀬には、山そのものが先ず活気と刺激とを与えてくれた。
岩石の間 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
スナワチ、高山コウザン山巓サンテンニ於テ、米国ノ放送ヲ如何ナル程度ニ受信シ得ラルルカヲココロミンガタメナリキ。
壊れたバリコン (新字新仮名) / 海野十三(著)