“云々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うんぬん77.6%
しかじか13.7%
しか/″\5.0%
うん/\1.6%
これ/\0.3%
かく/\0.3%
いへ/\0.3%
うんうん0.3%
うんねん0.3%
しか/\0.3%
ウンヌン0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
建築術のなかった昔にも神道はあった、樹を植えて神をまつったのがすなわち神社である——この故に三輪の神杉には神霊が宿る云々うんぬん
結局行会ゆきあって、署長から、これこれ云々しかじかと一部始終を聞き終ると、どうしたことかサッと顔色を変えて、なんだか妙にうろたえながら
動かぬ鯨群 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
市長は三鞭酒シヤンパニエの盃を擧げて別を告げ、ポツジヨはめぐる車の云々しか/″\といふ旅の曲と、自由なる自然に遊ぶ云々といふ鳥の歌とを唱ひぬ。
今日こんにち不図ふと鉄道馬車てつだうばしやの窓より浅草あさくさなる松田まつだの絵看板かんばん瞥見致候べつけんいたしそろ。ドーダ五十せんでこんなに腹が張つた云々うん/\野性やせい遺憾ゐかんなく暴露ばうろせられたる事にそろ
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
えら結納ゆひなふのお取交とりかはせも致さんと言れて忠兵衞むね撫下なでおろし夫拜承うけたまは安堵あんどしました實は云々これ/\若旦那に誓つて置し事なればし御承知しようちのない時は如何いかゞなさんとはらの中で一方ならず心配を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
呼入よびいれ今の次第和吉が來りし事よりして斷りたるは癲癇てんかんと云ふらしたる元益が所爲しわざよること是はまた家主庄兵衞が戀慕れんぼに出で云々かく/\なりし一一什しじふ委敷くはしくかたるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
以てサア有體に云々いへ/\きびし打擲うちたゝき種々手をかへせむると雖もお島は更にくつせず後にはまなことぢて一向に物を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
困る事には、ポルジイは依怙地えこじやつで、それが出来ないなら云々うんうんすると、暗に種々の秘密を示しておびやかす。それがすべて身分不相応な事である。そこで邸では幾度いくたびとなく秘密の親族会議が開かれた。
「これより先、磯山清兵衛いそやませいべえは(中略)重井おもい葉石はいしらの冷淡なる、共に事をなすに足る者にあらず」云々うんねんの所に至るや第三列に控えたる被告人氏家直国うじいえなおくに氏は、憤然として怒気満面にちょうし、肩をそびやかして
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
以て御帰参相叶あいかない候様共に尽力可仕候じんりょくつかまつるべくそうろう右の者早々御取押おんとりおさえ有って可然候しかるべくそろ云々しか/\
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)