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尨犬
ふりがな文庫
“尨犬”の読み方と例文
読み方
割合
むくいぬ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むくいぬ
(逆引き)
大きな
尨犬
(
むくいぬ
)
の「熊」は、
老
(
とし
)
をとった
牝犬
(
めすいぬ
)
だったが、主人の命で、鋭く吠えたてたので
流石
(
さすが
)
の腕白連も、
一
(
ひと
)
たまりもなく逃げてしまった。
戦争雑記
(新字新仮名)
/
徳永直
(著)
而も、その靴が、子供らしい
尨犬
(
むくいぬ
)
のようなのではなく、細く、踵がきっと高く、まるで貴婦人の履き料のような華奢な形のものなのである。
思い出すかずかず
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
両側の店先には大きな
尨犬
(
むくいぬ
)
や、脚の長いほつそりした大犬がごろ/\してゐました。店の人は咡きながら覗き見をしました。
文化村を襲つた子ども
(新字旧仮名)
/
槙本楠郎
(著)
尨犬(むくいぬ)の例文をもっと
(22作品)
見る
尨
漢検1級
部首:⼪
7画
犬
常用漢字
小1
部首:⽝
4画
“尨”で始まる語句
尨大
尨毛
尨
尨然
尨躯
尨雑
“尨犬”のふりがなが多い著者
三富朽葉
ジュール・ルナール
ヴィクトル・ユゴー
徳永直
ロマン・ロラン
ニコライ・ゴーゴリ
槙本楠郎
小栗虫太郎
小山清
アントン・チェーホフ