“むくいぬ”の漢字の書き方と例文
語句割合
尨犬100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
料金を計算すると二ルーブルと七十三カペイカになりましたが、その広告というのが、何でも黒毛の尨犬(むくいぬ)に逃げられたというだけのことなんで。
鼻 (新字新仮名) / ニコライ・ゴーゴリ(著)
万年町の縁の下へ引越(ひっこ)すにも、尨犬(むくいぬ)に渡(わたり)をつけんことにゃあなりませぬ。それが早や出来ませぬ仕誼(しぎ)、一刻も猶予ならぬ立退(たちの)けでござりましょう。
註文帳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
彼女は晩餐(ばんさん)会に列していた。大公爵もいた。ミルハは尨犬(むくいぬ)だった……いや、縮れ毛の羊だった。そして給仕をしていた。