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𢪸
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も
ふりがな文庫
“
𢪸
(
も
)” の例文
之
(
これ
)
が
引摺
(
ひきず
)
つて、
足
(
あし
)
を
見
(
み
)
ながら
情
(
なさけ
)
なさうな
顔
(
かほ
)
をする、
蟋蟀
(
きり/″\す
)
が
𢪸
(
も
)
がれた
脚
(
あし
)
を
口
(
くち
)
に
啣
(
くは
)
へて
泣
(
な
)
くのを
見
(
み
)
るやう、
目
(
め
)
もあてられたものではない。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
これが
引摺
(
ひきず
)
って、足を見ながら情なそうな顔をする。
蟋蟀
(
きりぎりす
)
が
𢪸
(
も
)
がれた
脚
(
あし
)
を口に
銜
(
くわ
)
えて泣くのを見るよう、目もあてられたものではない。
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
𢪸
部首:⼿
9画