S町エスまち)” の例文
「そんなら、S町エスまち夜店よみせへいってごらん。あのへんには、外人がいじん家族かぞくが、たくさんきているから、ないともかぎらない。」
緑色の時計 (新字新仮名) / 小川未明(著)
春風はるかぜく、あたたかなばんがたでした。おとうとは、S町エスまち露店ろてんへ、いっしょにいってくれというのでした。二人ふたりは、電車でんしゃって、でかけることになりました。
緑色の時計 (新字新仮名) / 小川未明(著)
S町エスまちへつくと、もうくらくなりかけていました。大通おおどおりには、あかりが、ちかちかとついて、おまつりでもあるようでした。なるほど、たくさん露店ろてんていました。
緑色の時計 (新字新仮名) / 小川未明(著)