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鼻皺
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はなじわ
ふりがな文庫
“
鼻皺
(
はなじわ
)” の例文
「なんの、三日や五日のことが」と、大納言は天女の悲しむありさまを見て、満悦のために、不遜な
笑
(
えみ
)
を
鼻皺
(
はなじわ
)
にきざんだ。
紫大納言
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
「うんにゃ、ちげえますだ」と、その百姓は、クスンと
鼻皺
(
はなじわ
)
を寄せて、隣に控えていた、もひとりの百姓の顔を見た。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ブルドックだか土佐犬だか、耳が小さく
頬
(
ほ
)
っぺたのひろがったその犬は、最初ものうそうに眼をひらいたが、みるみるうちに
鼻皺
(
はなじわ
)
を寄せて、あつい唇をまくれあがらせた。
こんにゃく売り
(新字新仮名)
/
徳永直
(著)
能登は
鼻皺
(
はなじわ
)
をよせて
嘲
(
わら
)
った。
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鼻
常用漢字
小3
部首:⿐
14画
皺
漢検1級
部首:⽪
15画
“鼻”で始まる語句
鼻
鼻緒
鼻汁
鼻頭
鼻唄
鼻面
鼻梁
鼻息
鼻孔
鼻腔