トップ
>
鼻皺
ふりがな文庫
“鼻皺”の読み方と例文
読み方
割合
はなじわ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はなじわ
(逆引き)
「なんの、三日や五日のことが」と、大納言は天女の悲しむありさまを見て、満悦のために、不遜な
笑
(
えみ
)
を
鼻皺
(
はなじわ
)
にきざんだ。
紫大納言
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
「うんにゃ、ちげえますだ」と、その百姓は、クスンと
鼻皺
(
はなじわ
)
を寄せて、隣に控えていた、もひとりの百姓の顔を見た。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ブルドックだか土佐犬だか、耳が小さく
頬
(
ほ
)
っぺたのひろがったその犬は、最初ものうそうに眼をひらいたが、みるみるうちに
鼻皺
(
はなじわ
)
を寄せて、あつい唇をまくれあがらせた。
こんにゃく売り
(新字新仮名)
/
徳永直
(著)
鼻皺(はなじわ)の例文をもっと
(4作品)
見る
鼻
常用漢字
小3
部首:⿐
14画
皺
漢検1級
部首:⽪
15画
“鼻”で始まる語句
鼻
鼻緒
鼻汁
鼻頭
鼻唄
鼻面
鼻梁
鼻息
鼻孔
鼻腔
“鼻皺”のふりがなが多い著者
徳永直
吉川英治
坂口安吾