“鹽灘”の読み方と例文
読み方割合
しほなだ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
取りて一まとめにするゆゑ是はいかにと怪しむ跡より鹽灘しほなだへの歸り車とて一挺きたるこれ道人が一行に一足おくれてひそかに一里半の丁塲を
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
とぎの野は長く駒の形付かたちつきたる石ありといふ駒形明神こまかたみやうじんの坂も過ぎ鹽灘しほなだへこそ着にけれ
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
鹽灘しほなだにて早けれど晝餉ひるげしたゝむ空暗く雲重ければいさゝか雨を氣遣ふ虚に付け入り車に乘れと勸む八幡やはたの先に瓜生峠うりふたふげとてあり其麓までと極めて四挺の車を走らす此邊の車には眞棒しんばう金輪かなわ
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)