“鳴沢”の読み方と例文
旧字:鳴澤
読み方割合
なるさは100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「まがなしみらくはしけらくさらくは伊豆の高嶺たかね鳴沢なるさはなすよ」(三三五八或本歌)などでも東歌的動律だが、この方には繰返しが目立つのに
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
らくはたまのばかり恋ふらくは富士の高嶺たかね鳴沢なるさはごと (巻十四・三三五八)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
東歌には、結句に、「鳴沢なるさはなすよ」などもあり、他に余りない結句である。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)