“鳳鳥”の読み方と例文
読み方割合
ほうちょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一夜、「鳳鳥ほうちょう至らず。河、を出さず。んぬるかな。」と独言に孔子がつぶやくのを聞いた時、子路は思わずなみだあふれて来るのを禁じ得なかった。
弟子 (新字新仮名) / 中島敦(著)
天文をうかがって吉兆をぼくし、星宿の変をみて禍福を憂喜し、竜といい、麒麟きりんといい、鳳鳥ほうちょう河図かと、幽鬼、神霊の説は、現に今日も、かの上等社会中に行われて、これを疑う者
物理学の要用 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)