“鳥捕”の読み方と例文
読み方割合
とりと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「どうです。すこしたべてごらんなさい」鳥捕とりとりは、それを二つにちぎってわたしました。ジョバンニは、ちょっとたべてみて
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
「こっちはすぐたべられます。どうです、少しおあがりなさい」鳥捕とりとりは、黄いろのがんの足を、かるくひっぱりました。
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
「ええ、ありがとう」といって遠慮えんりょしましたら、鳥捕とりとりは、こんどはこうのせきの、かぎをもった人に出しました。
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)