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高山彦九郎
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たかやまひこくろう
ふりがな文庫
“
高山彦九郎
(
たかやまひこくろう
)” の例文
諸国に荒廃した山陵を歴訪して勤王の志を起こしたという
蒲生君平
(
がもうくんぺい
)
や、京都のさびしい御所を拝して
哭
(
な
)
いたという
高山彦九郎
(
たかやまひこくろう
)
のような人物のあらわれて来たのでもわかる。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
元來
(
がんらい
)
日本
(
につぽん
)
の
古墳
(
こふん
)
の
研究
(
けんきゆう
)
は、かの
高山彦九郎
(
たかやまひこくろう
)
、
林子平
(
はやししへい
)
などゝ
共
(
とも
)
に
寛政
(
かんせい
)
の
三奇士
(
さんきし
)
といはれた
蒲生君平
(
がまうくんぺい
)
が、
御歴代
(
ごれきだい
)
の
御陵
(
ごりよう
)
の
壞
(
こは
)
れたり、わからなくなつてゐるのを
歎
(
なげ
)
いて、
自分
(
じぶん
)
で
各地
(
かくち
)
の
御陵
(
ごりよう
)
を
探索
(
たんさく
)
し
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
新様
(
しんよう
)
の歌も詠み、
慷慨
(
こうがい
)
激烈の歌も詠み、
和暢平遠
(
わちょうへいえん
)
の歌も詠み、家屋の内をも歌に詠み、広野の外をも歌に詠み、
高山彦九郎
(
たかやまひこくろう
)
をも詠み、
御魚屋八兵衛
(
おさかなやはちべえ
)
をも詠み、
侠家
(
きょうか
)
の雪も詠み、
妓院
(
ぎいん
)
の雪も詠み
曙覧の歌
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
物は見ようでどうでもなるものだから、この怒号をただ逆上の結果とばかり判断する必要はない。万人のうちに一人くらいは
高山彦九郎
(
たかやまひこくろう
)
が山賊を
叱
(
しっ
)
したようだくらいに解釈してくれるかも知れん。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
彦
漢検準1級
部首:⼺
9画
九
常用漢字
小1
部首:⼄
2画
郎
常用漢字
中学
部首:⾢
9画