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骨董癖
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こっとうへき
ふりがな文庫
“
骨董癖
(
こっとうへき
)” の例文
無論、考古学というような一つの科学としてでなく、
骨董癖
(
こっとうへき
)
の一種として、相当に古瓦の
鑑力
(
めきき
)
を持っていると見なければなりません。
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
不思議な欲望——
骨董癖
(
こっとうへき
)
、
風雅癖
(
ふうがへき
)
が
昂
(
こう
)
じた結果の、異常な蒐集慾、それを満たすために、どれ程、うしろ暗い、汚らわしい行為を、繰り返して来ていた彼であったろう!
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
数寄屋河岸
(
すきやがし
)
に事務所をもち、かつて
骨董癖
(
こっとうへき
)
のある英人弁護士の事務所に働いたこともあるので、自分でも
下手
(
げて
)
ものの骨董品や、異国趣味の室内装飾品などが好きであったが
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
骨
常用漢字
小6
部首:⾻
10画
董
漢検準1級
部首:⾋
12画
癖
常用漢字
中学
部首:⽧
18画
“骨董”で始まる語句
骨董
骨董屋
骨董品
骨董店
骨董商
骨董集
骨董的
骨董物
骨董羹
骨董飯