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驀直
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まっしぐら
ふりがな文庫
“
驀直
(
まっしぐら
)” の例文
この見識の高い
風采
(
ふうさい
)
の堂々たる武者修行者、弟子を眼中に置かず、
驀直
(
まっしぐら
)
に師匠に戦いを
挑
(
いど
)
んで来る修行者の手のうちは測り難いから、勝たぬまでも
大菩薩峠:24 流転の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
あれはと見る間に早や
近々
(
ちかぢか
)
と人の形。橋の上を流るるごとく
驀直
(
まっしぐら
)
に、蔵屋へ駆込むと
斉
(
ひと
)
しく、
床几
(
しょうぎ
)
の上へ
響
(
ひびき
)
を打たせて、どたりと倒れたのは多磨太である。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ここで無心ということは、ぼんやりとか冷淡になってとかいう意味ではありません。
驀直
(
まっしぐら
)
に傍目も振らずという意味であります。無心とは「迷いの心なく、ひたすらに」という意味であります。
仏教人生読本
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
驀
漢検1級
部首:⾺
20画
直
常用漢字
小2
部首:⽬
8画
“驀”で始まる語句
驀地
驀進
驀
驀然
驀向
驀出
驀走