馴合なれあひ)” の例文
其方常々つね/″\身持みもち不行跡ふぎやうせき而已のみ成ず今度主税之助申付によりしまの死骸を弟願山と馴合なれあひ光明院へ捨置すておきに致其上主税之助にたのまれ建部郷右衞門ばんすけ十郎の兩人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
馴染なじみたがひに惡からず思ひ居たりしうち或時不動院どうゐん馴合なれあひ彼のお芳を盜み出し寺へかくまひ置しが其後彌生やよひ節句せつくとなりて庭にてお芳に田樂をやかせ法印始九郎兵衞其外土地の破落戸ならずもの五六人集り酒を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)