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馳過
ふりがな文庫
“馳過”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かけすぎ
50.0%
はせすぐ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かけすぎ
(逆引き)
酔った人たちのふらふらとよろめき歩む間を自動車の
馳過
(
かけすぎ
)
る
外
(
ほか
)
には、芸者の姿が街をよこぎって横町から横町へと出没するばかりである。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
まだ十二時前ではあったが、
片側
(
かたがわ
)
町の人家は既に戸を閉め、人通りも電車も
杜絶
(
とだ
)
えがちになった往来には円タクが
馳過
(
かけすぎ
)
るばかり。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
馳過(かけすぎ)の例文をもっと
(1作品)
見る
はせすぐ
(逆引き)
帽子を
眉深
(
まぶか
)
に、両手を
衣嚢
(
かくし
)
に
突込
(
つきこ
)
みて歩み行く男は、皆賭博に失敗して自殺を空想しつゝ行くものゝ如く見え、闇より出でゝ、闇の
中
(
うち
)
に
馳過
(
はせすぐ
)
る馬車あれば、其の
中
(
うち
)
には必ず不義の恋
夜あるき
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
馳過(はせすぐ)の例文をもっと
(1作品)
見る
馳
漢検準1級
部首:⾺
13画
過
常用漢字
小5
部首:⾡
12画
“馳”で始まる語句
馳
馳走
馳駆
馳出
馳付
馳寄
馳上
馳落
馳違
馳來