“馬具”の読み方と例文
読み方割合
ばぐ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぎに動物どうぶつぞうにはうま一等いつとうおほく、それにはくつわだとかくらだとかの馬具ばぐをつけてゐるところがられます。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
あらゆる馬具ばぐ武具もののぐに身を固めた四十四人の貴族が、三十三人の奴僕と共に斬り刻まれ、残りは馬ぐるみ捕虜になつて、韃靼人に売り渡されるため、護送されて行つた。
と、木村又蔵またぞう合図あいずをすると、おッといって馬廻うままわりの武士、月毛つきげ黒鹿毛くろかげの馬三頭のくつわをならべ、馬具ばぐ金属音きんぞくおんをりんりんとひびかせて、三人の前へひいてきた。と——伊那丸いなまる
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)