馬乗うまの)” の例文
旧字:馬乘
おしまいまでがまんして、たたかっていたおに大将たいしょうも、とうとう桃太郎ももたろうみふせられてしまいました。桃太郎ももたろうは大きなおに背中せなかに、馬乗うまのりにまたがって
桃太郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
窓のへりなどにつかまって身をげていると、勝った方の子がそれに馬乗うまのりになって、指を出して、その数を下の子にいい当てさせ、それが当るまではこの問答をくりかえし
こども風土記 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
弁慶べんけいはそのままとんとんと五六けんんで行って、まえへのめりました。牛若うしわかはすぐとその上に馬乗うまのりにって
牛若と弁慶 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)