“香橙色”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くねんぼいろ50.0%
オレンジ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
香橙色くねんぼいろ薔薇ばらの花、物語に傳はつた威尼知亞女ヹネチヤをんな姫御前ひめごぜよ、きさきよ、香橙色くねんぼいろ薔薇ばらの花、おまへの葉陰の綾絹あやぎぬに、虎のあぎとてゐるやうだ、僞善ぎぜんの花よ、無言むごんの花よ。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
反照電熱機のような、香橙色オレンジまるな夕陽を、地中海が受け取って飲み込んだ。同時に、いろいろの鳥が一せいに鳴き出して、白楊はくようの林が急に寒くなった。
踊る地平線:10 長靴の春 (新字新仮名) / 谷譲次(著)