“香壺”の読み方と例文
読み方割合
こうご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御衣服、くしの箱、乱れ箱、香壺こうごの箱には幾種類かの薫香くんこうがそろえられてあった。源氏が拝見することを予想して用意あそばされた物らしい。
源氏物語:17 絵合 (新字新仮名) / 紫式部(著)
螺鈿らでんの置きだな二つへ院のお召し料の衣服箱四つを置いて、夏冬の装束、香壺こうご、薬の箱、おすずり洗髪器ゆするつきくしの具の箱なども皆美術的な作品ばかりが選んであった。
源氏物語:34 若菜(上) (新字新仮名) / 紫式部(著)