首府みやこ)” の例文
巻烟草まきたばこの吸殻さては紙屑なんどの狼籍ろうぜきたるを踏みて、眠れる銀座の大通にたたずめば、ここが首府みやこの中央かと疑わるるばかりに、一種荒凉の感を覚うれど、夜のころもの次第にうすくかつげて
銀座の朝 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「名にしおふ首府みやこですからね!」と、澄まして応じた。