“食余”の読み方と例文
旧字:食餘
読み方割合
くいあま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ううん。もう豚公には用はないよ。僕は、彼奴あいつ食余くいあました餌と毒を、手に入れたからね」とそう言って外套オーバーのポケットから、三、四枚の花の様な煎餅せんべいを出して見せました。
とむらい機関車 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
それは食余くいあましや、穴倉のむっとするにおいや、酒樽のかび臭さであった。
孤独 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)