“飛球”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひきゅう50.0%
フライボール50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
星野ほしのの一げきは、アールクラブの勝利しょうり決定的けっていてきにした。九番打者の氏原うじはらが、右翼うよくに大飛球ひきゅうをあげ、それがぎせい打になって、岩田いわたがホームインしたからである。
星野くんの二塁打 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)
当たりそこないの飛球ひきゅうが、ふらふらと遊撃手ゆうげきしゅの頭上をこえていった。左翼手さよくしゅが、もうれつないきおいでつっこんできた。だが、球は、その一メートルばかりまえにポトリと落ちた。
星野くんの二塁打 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)
場右ライトフィルダー場中セントラルフィルダー場左レフトフィルダーのごとき皆打者の打ちたる飛球フライボールを攫み(この時打者は除外となる)またはその球を遮り止めて第一基等に向いこれを投ぐるを役目とす。
ベースボール (新字新仮名) / 正岡子規(著)