飛球ひきゅう)” の例文
星野ほしのの一げきは、アールクラブの勝利しょうり決定的けっていてきにした。九番打者の氏原うじはらが、右翼うよくに大飛球ひきゅうをあげ、それがぎせい打になって、岩田いわたがホームインしたからである。
星野くんの二塁打 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)
当たりそこないの飛球ひきゅうが、ふらふらと遊撃手ゆうげきしゅの頭上をこえていった。左翼手さよくしゅが、もうれつないきおいでつっこんできた。だが、球は、その一メートルばかりまえにポトリと落ちた。
星野くんの二塁打 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)