“飛状”の読み方と例文
読み方割合
ひじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、本丸の上段、毛皮のしとねに、どッかりかまえた修理亮勝家しゅりのすけかついえは、その年、五十三の老将である。こよいも、岐阜ぎふ侍従じじゅう信孝のぶたかからの飛状ひじょうを読みおわって、憤怒ふんぬおもてにみなぎらしていた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その飛状ひじょうを手にした秀吉は、あわてもせず、莞爾かんじとして
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)