たゞ)” の例文
黄生『香玉かしまだちて後は寝食倶に廃しぬ。たゞ卿しばしとどまりて、この物憂き思ひを慰めてもあるべきに、何ぞふり放て行くや』
『聊斎志異』より (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)