頭髪かしら)” の例文
旧字:頭髮
何時いつもながら若々として、神々しきばかりの光沢つやみなぎれど、流石さすが頭髪かしら去年こぞの春よりも又た一ときは白くなりまさりたり
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
両人ふたりの者へなげきを掛けるような事が身にむくったのだ、今また其の方を我手わがてで殺すとはあーア飛んだ事、是も皆天のばち、こりゃア頭髪かしら剃毀そりこぼって罪滅ぼしを致さんければ世にられぬ
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)