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頭臚
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あたま
ふりがな文庫
“
頭臚
(
あたま
)” の例文
役としての
春藤某
(
しゅんとうなにがし
)
の悲痛な運命の下から、彼の大きな
箇性
(
こせい
)
が、彼の大きな
頭臚
(
あたま
)
のごとく、愉快ににゅうにゅう首を持ちあげて来るのが面白かった。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
しかし史朗はその時、清川に
頭臚
(
あたま
)
を
殴
(
なぐ
)
られ、泣き
面
(
つら
)
かきながら
逐
(
お
)
い
攘
(
はら
)
われて来た。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
彼は元来夜店のステッキと
綽名
(
あだな
)
されたほどでつるりとした
頭臚
(
あたま
)
に、薄い毛が少しばかり
禿
(
は
)
げ残っており、それが朝の起きたてには、
鼠
(
ねずみ
)
の巣のようにもじゃもじゃになっているのを、香油を振りかけ
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
臚
漢検1級
部首:⾁
20画
“頭”で始まる語句
頭
頭巾
頭髪
頭脳
頭蓋骨
頭腦
頭上
頭陀袋
頭痛
頭顱