“頭屋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とうや80.0%
トウヤ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女と男とが祭を別にして、二十三夜や庚申の頭屋とうやでは、男が食事をこしらえ、女は皆他の家へってしまう処も方々にある。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
世襲の祭り人がきまってしまう迄は、もとはやはり順まわりに頭屋とうやに集まって、厳粛に祭の夜を守っていたのかと思う。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
普通の用例を以て見れば、※は祭りに与る人の籠る処で、民間で云へば、頭屋トウヤに当る。神となる人達の籠つて、精進すべき処を云ふのだ。