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面詰
ふりがな文庫
“面詰”の読み方と例文
読み方
割合
めんきつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
めんきつ
(逆引き)
「宿屋兼料理屋さ。だからあいつを一番へこますためには、あいつが芸者をつれて、あすこへはいり込むところを見届けておいて
面詰
(
めんきつ
)
するんだね」
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
急に
促
(
うなが
)
さねばならぬが、書状も
度々
(
たびたび
)
やってあるし、密使も
屡〻
(
しばしば
)
つかわしてある。この上は、自分自身が参って、吉川、小早川などにもきびしく
面詰
(
めんきつ
)
するしかない
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
五人の親族に
面詰
(
めんきつ
)
されながら、自ら留守役を買って平然とうごかなかった態度が、戦場へぬけて出ようとする通胤の足をとめたのだ。しかし、父の仕方は、予想以上に専横だった。
城を守る者
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
面詰(めんきつ)の例文をもっと
(4作品)
見る
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
詰
常用漢字
中学
部首:⾔
13画
“面”で始まる語句
面
面白
面影
面目
面持
面喰
面倒
面色
面長
面当
“面詰”のふりがなが多い著者
吉川英治
夏目漱石
山本周五郎