面色つらつき)” の例文
叱られぬだけに塞いで、樹下石上の身の構え、電燈の花見る面色つらつき、九分九厘に飲酒おみつたり
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
いて危いことは有るとも、招くに往かずば臆したに当る、機に臨みて身を扱おうに、何程の事が有ろうぞ、朝の茶とあるに手間暇はいらぬ、立寄って政宗が言語ものいい面色つらつきをも見て呉りょう
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)