青緡あおざし)” の例文
一昨年おととしの夏、親孝行のかどで町奉行所から青緡あおざし何貫文かの褒美を貰ったことは、かなり有名な話です。
婦人おんな二人は、また日が暮れると泊りに来ました、いい工合に青緡あおざしを少々握りましたもんですから、宵の内に二合半こなからあおりつけて、寝床に潜り込んで待ってると、案の定、刻限もたがえず、雨戸カタリ。
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)