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青煙
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せいえん
ふりがな文庫
“
青煙
(
せいえん
)” の例文
秋の空澄み渡って三里隔つる元越山の半腹からまっすぐに立ち上る
一縷
(
いちる
)
の
青煙
(
せいえん
)
すら、ありありと目に浮かんで来る。
小春
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
初
(
はじ
)
めて
瞭乎
(
りやうこ
)
たり、
眼
(
め
)
を
転
(
てん
)
じて北方を
俯視
(
ふし
)
すれば、越後の大部岩代の一部脚下に
集
(
あつま
)
り、陸地の
尽
(
つ
)
くる所
青煙
(
せいえん
)
一抹、
遠
(
とほ
)
く日本海を
眺
(
なが
)
む、
唯
(
たた
)
憾
(
うらむ
)
むらくは佐渡の
孤島
(
ことう
)
雲煙を
被
(
を
)
ふて躰を
現
(
あら
)
はさざりしを
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
青
常用漢字
小1
部首:⾭
8画
煙
常用漢字
中学
部首:⽕
13画
“青煙”で始まる語句
青煙突
青煙一抹