“青煙一抹”の読み方と例文
読み方割合
せいえんいちまつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かくて人々深き眠りに入り夜ふけぬれど、この火のみはよく燃えつ、炎は小川の水にうつり、煙はますぐに立ちのぼりて、杉の叢立むらだつあたりに青煙一抹せいえんいちまつ、霧のごとくに重し。
(新字新仮名) / 国木田独歩(著)